2011/10/31

パンク修理

田舎暮らしでは移動手段が生活の質を左右する。➀東京との往復(100~200キロ、ワゴン車)、➁買い物などの日常の足(10~20キロ、ホンダZ(軽))、➂穏やかで天気のいい日に森や山の空気を吸うための足(max50キロ、ヤマハセロー(バイク))、➃敷地内あるいは隣の草至庵の蕎麦を食べに行くための足(50~200m、自転車)。すべて整えた。足りないのは軽トラ(検討中)。➃私の自転車がバーストした(重症)。妻の自転車もタイヤからの空気漏れただしこちらは軽症。よって今週は急遽タイヤ交換の巻。全くいつも何かハプニング。
サイドウオールがひび割れて繊維がむき出しになっている。重症。よく見るとこのタイヤ中国製、しかもシティ用で細い。それを銀杏工房の砂利の上で使っていたのだからたまらない。長坂のJマートで日本製のタイヤとチューブを買ってきた。そんなこんなで古屋再生はさっぱり捗が行かない。
ところで2週間前につるした2種類の柿がちょうどいい塩梅になってきた。作業の合間のおやつにいい。手前が我が家の柿、奥が裏の富有柿、断然こちらがいい。隣に掛け合ったがすでに嫁入り先が決まっているとのこと。
残念。

2011/10/24

台が原の骨董市

今年も台が原宿のお祭(骨董市)に行ってきた。例によって造り酒屋七賢がそのセンター的役割を果たしている。文献によると酒蔵では毎年新酒を作る時に杉玉を新調するそうだが、どうも新しくなった気配がない。それがちょっと気がかり。それでも年を追って人出は多くなっている。
今年の収穫はこれ、使い古され、どの農家にもあったもの。木の道具に惹かれる。新しい材料では出し得ない味、渋い光沢。
幅はちょうど3尺ある。実はムシロを編む道具である。穴に交互に縦糸を通して使う。柄に角度をつけると縦糸間に隙間が出来る。そこに稲わらを通しこの道具の重量を利用して上から叩く。角度を変えると縦糸の前後が交代するので、そこに次の稲わらを差し込んで同じ動作を繰り返す。
古い農家が壊されるたび、骨董市にこうした道具が並ぶ。うちの屋根裏からはこの道具は出てこなかったが大量のムシロやござが出てきた。冬の農閑期の仕事だったのだろう。
天気が保ちそうだったので、台が原宿まではバイクで行った。長さがあるので運ぶのにちょっと一工夫。

2011/10/19

上神取とアルプス

先週、天気がよくなったので稲刈りの終わったそのあたりをバイクで一回りした。半年ぶりに山がその全容を表した。夏の間、遠くはかすんで山並みがこんなにクリアに見えることがなかった。河岸段丘斜面の林の中に白山神社があり、その前の小道からの上神取集落(銀杏工房はこれより少し右手に上る)と南アルプス。甲斐駒や鳳凰三山、七里ケ岩・須玉の緑も見える。その手前に塩川が流れているのだがそれは見えない。いよいよ秋、やがて冬。

2011/10/17

つるし柿

アプローチの途中に柿の木があり、落葉が真っ盛り。先週せっかく掃除したのに今週はそれ以上の落葉。代わって真っ赤な柿の実が青い空に映えている。この柿は熟れきったものを取って数時間置くととても甘くてうまいのだが、そうでないものは渋い。そこでつるし柿に挑戦。また裏の畑にも柿の木があってこちらは大きくて立派な実がなっているのだがその分渋さも強烈。隣の金子さん曰く「まだ早い」とのこと。とにかく干してみようと蔵の軒に干すことにした。
さて結果は来週のお楽しみ

2011/10/10

秋日

屋根裏を片付けていたら木製の四角いのフレームが3つ出て来た。2つは燃やしてしまったが出来のいい1つを残しておいた。元なにであったかはともかくいいオブジェとなった。ロウソクのランタン置き場。秋の日、今日は日本晴れの1日であった。仕事もだいぶ捗った。