2011/03/28

はる間近

雪柳が新芽を膨らまし小さな白い可憐な花を咲かせ始めた
去年植えた吉野桜ももう準備万端
大銀杏の前の竹を高さ3mほどで切りそろえたらいい感じになった。これはいい、使える、、、今年も挑戦しよう

2011/03/24

いしころ


この土地では石ころには事欠かない。その辺少し掘ればいくらでも出て来る。その石ころで植え込みの縁をこさえた。ちゃんと糸を張って真直ぐに仕上げる
これは梅の木なんだが、苗を3本買って来て植えた(よく判らないかも)。とにかくちょっと掘るにもスコップがカチンカチンと鳴って拉致があかない。そこでつるはしの出番だ。苗1本植えれば直径20センチほどの石ころが3~4個収穫できる。梅の苗3本分で4mほどの縁石が取れる。1石2鳥だが骨は折れる。雨が降ってこの日はこれで仕舞い。赤いゼラニウムをアクセントに植える予定。
それに先立ち入り口付近にもゼラニウムのアクセント

2011/03/16

となりのやぎ

我が家の隣に築200年の甲州民家を改築して暮らしている人がいる。彼等の家族に山羊がいる。かわいいらしい。山羊って目がえらく特徴があって、いつも何か涼しげで優しげで、山羊ひげなんか生やして面白い。

山羊君の向こうにわが工房がある。左から工房棟(A棟)、G棟、母屋(B棟)が見える。山羊君の住まいから生垣まではKさんの畑地、Kさんの息子は家族と共に東京から週末帰ってくる。春から夏に掛けて彼は雑草対策のためトラクターを走らせるが作物は作らない。使いたければどうぞと言っていたが、こちとら農業まで手が回らない。
このお宅には梅の古木があり花をほころばせていた。確実に春はその辺まで来ている。ところでこの庵(?)では自家製の食材を使って蕎麦懐石を始めた。1日1組がいいところののんびりした経営だ。ゆったりとした時間と吟味された食材、素朴な味、そして充分おなか一杯になる。お奨め。

2011/03/09

蔵(D棟)の片付け

蔵の2階を片付けた。古い建物は素の状態がもっともいい。文化生活の残骸(生活感はあった)を取り払ってみるとそれがよく判る。この蔵など、ただの農家の蔵でごく質素なものだが質素なりにいいと思える。
これが外観写真2階には窓が付いている。この窓、引き戸で全開する。ガラクタを出したのはもっぱらこの窓から。使わなくなった建具とか座布団や大量の湯呑みなどが出て来た。大勢人が集まるようなことがあったんだろう。
蔵の入り口の夜景。先日の電気工事であかりが付いたし、大分こざっぱりとして来た。

2011/03/06

久ぶりに竹戦争

竹薮と戦うには冬がいい。春から夏に掛けては敵の勢いがすばらしい、つまりかなわない。
藪の中に入り、取り出した立ち枯れの竹を燃やす。実は蔵の床を仕上げようと思っていた。ところが竹戦争が始まってしまった。 
 今日1日この竹の始末に掛かってしまった。このほとんどが煙となって消えた。ところがまだこれは全体の1/5ほどでしかない。まだまだこの戦いはやらねばならぬ。
ところで、蔵の前の戦いのさなか、隣の金子さんの奥さんが庭伝いにやって来た。手には採れたてのウコッケイの有精卵が5つ。くれるという。見慣れた卵からすると2~3割ほど小さい。ぶかけけ卵ご飯など、あまり手を加えない食べ方がいいそうだ。明日の朝食が楽しみ。

2011/03/03

工房夜の景

これは日が暮れてすぐの工房の夜景である。東京のようにむやみに明かるくないので、置いた灯りは効果的だ。その分気を使わねばならない。ここで面白いのは工房の妻壁だ。ブルーのエスロンの波板が内部の灯りを透過してほんのりと光る。通路側の外壁がモルタルで質量感があるためいっそう妻壁の浮遊感が引き立つ。そして夕暮れ時の空の色と同化する。 
通路の唯一の明かりを白熱球からLEDランプに交換した。6Wで白熱球の50Wの灯りに相当する。それまで25Wの白熱のレフランプだった。約半分の光量だったのでサインに光を集めていた。そのため遠くから見ると点光源のような灯りだった。今回LEDにして実質2倍の明るさになったので焦点を壁のほうに向けた。こぼれた灯りでサインを照らすと具合もいい。遠景からも壁の一部がほんのり明るくなることでいい感じになった。こんなことを楽しみながらやってるので山梨の1日はあっという間に終わってしまう。