2011/01/24

道祖大神宮

 小正月に「おやなぎさん」がやって来た。七夕が夏の風物詩とすればこれは冬のそれ。高さは10mほど。竹の枝に様々なものが飾られており見上げるとこんな按配、青空によく映える。
当日、村人が朝から集まって飾り付けされたおやなぎさんを上棟する。この祭り復活は最近らしい。それがここではうちの斜め前でやっている。その日の午後、隣の旦那がやって来て「来年はどうかね、やるかね」と言う。実は昨年試みたが人の輪にためらいが感じられたので今年は遠慮していた。我らは「よそ者」だったのだ。今年は向こうから誘いがやって来た。来年の話だから鬼が笑うに違いない。が、答えは「イエス」。 
翌日、ポストにこれが入っていた。「正一位道祖大神宮」と書かれた札。工房ドアの脇に貼った。
これが「正一位道祖大神宮」
おやなぎさんの足元に佇んでる、大げさな呼び方と思ったが口には出さない。 

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