2011/12/27

竹戦争2011

これは通路の最奥部、竹との戦いは相変わらず続いている。書物によれば竹は活動休止したこの時期に伐るのがいいらしい。それで今回より12月に伐ることにした。ところが伐っても伐っても減らない感じがする。どうだろう、少しはすっきりしただろうか。
伐った竹は幹の部分を一定の長さに切って取ってある。5mほどの長いまま使えそうな竹は蔵の横にストックし、
3mほどの比較的短い竹は蔵の軒下に立てかけてある。だいぶ貯まってきた。何かに利用しようとの魂胆だ。大量の枝葉は燃やすしかない。先週末、妻は2日間火の番をしていた。
それでも竹藪の右半分は手つかずの状態だ。このぶんだと正月も竹戦争になってしまうかも。

2011/12/19

桜の剪定

昨年春植えた桜は2夏過ぎて順調に成長を続けていた。やがて秋が過ぎ、ようやく完全に落葉した。そこで計画を実行することにした。
その計画というのは高さ1.6mほどの薪小屋の高さに切りそろえ、つまり桜の生垣にしようというのである。「桜伐る馬鹿、梅伐らぬ馬鹿」ということわざがあるように桜は伐ってはいけないらしい。だがある人によれば、ちゃんとした時期にきちっと処置さえしてやればいいのだという。そこで落葉後のこのタイミングを待っていた。切り口は細菌が入らないようにボンドを塗ってやった(専用の塗り薬がなければ木工ボンドでもいいと書物に書いてあった)
結果はこんな具合。これで桜が咲いて生垣が出来たら見ものだね。隣の田んぼ方向やアプローチ通路方向に伸びようとする小枝はすべてカット。かわいそうだったが仕方なかった。桜はいずれ大きくなって田んぼに陰を落とすようになるそうだ。それでトラブルになった例がある、そう忠告してくれた人がいる。その意見を無視することは出来ない。
わが隣人にそれを言ったら、「この桜が大きくなって田に陰を落とすまで田んぼやってるかどうか分からないけど大銀杏の横の田は確かに稲は育たないな」と云うではないか。それで今回の仕儀となった。

2011/12/05

ある日突然光が

ハケの道にある日突然光が差し込んで明るくなった。
確かめてみると林のある部分がきれいさっぱりと切り取られている。秘密めいた空間が白日の下に晒されてしまった。
これが今年9月の写真。もちろんまだ緑が濃い時であったが同じ場所とは思えない。妻によると伐採作業人は土地の持主から依頼されたと云っていたそうだ。
幸か不幸か北西方向に、今まで林に隠れて見えなかった八ヶ岳が現われた。
また南西に目を転ずるとご覧の風景、南アルプスの甲斐駒が見える。私はやや混乱している。悲しむべきなのかあるいは喜ぶべきなのか、、、左上にわが蔵が見えるがこの斜面の林も伐ればここからの眺望も開けるに違いない。

2011/11/29

参った

これはJAFの世話になったの図。週末山梨暮らしで充分紅葉は堪能しているのだが、たまには行楽気分を味わおうと蓼科に出掛けた。なんとそこでトラブル発生、ラジエターの補助タンクだ。部品交換が必要でレッカー出動。なんだか駐車違反でもしたような気分。いったん山梨に運んだが、任意保険の特約で東京までの費用が出ると判明、翌週再びレッカーで東京へ、合計約200キロの旅となる。
信頼おけるつきあいの長いメカニックが云う、今の車、軽量化のため装備増による重量増分を含め樹脂製品の多用をしなくてはならない。そのため劣化して亀裂が入るなどで突然壊れたりするそうだ。今回のパーツも樹脂で出来ていた。昔は金属製品だったのでピンホールがあくなどはしたがいきなり走れなくなったりはしなかったンだそうだ。なるほど、皆さんご用心。
ところで工房の銀杏は先週末完全に落葉した。よって今はただの枯れ木になってしまった。

2011/11/20

秋も仕舞い

隣の大銀杏も1週間ですっかり骨々。
我が工房のシンボルツリーはといえば遅れて落葉が始まる。
母屋の改装について方針が固まった。津金の古民家なかやの修復で知り合った武川の大工の協力を得て年明けから工事に入る。そのために年内にやっておかねばならぬ事がある。
軽トラが欲しいと思っていた。そしてこれがそのニューカマー。欲しい欲しいと念じていれば、どこかから「要らぬか」と声がかかるものとはこの軽トラの元持主の弁。なるほどと納得する。

2011/11/14

隣の大銀杏

今年も隣の大銀杏が黄葉した
工房のドアを開けるとそこには、、、
道路から工房の屋根越しには甲斐駒ヶ岳と並んで大銀杏。うちの柿の赤がアクセント、秋だね
ところで我が工房のシンボルツリーはといえば、一丁前に黄色くなって来たが
まだまだ小さい。早くおおきくな~れ

2011/11/08

閑話休題G

先週、今年2度目のG、北の杜ccから見る夕暮れ時のアルプス。どうしてこんなにきれいなんだろう。

2011/11/07

屋根裏について

もう何十年と使われてなかった屋根裏の空間が2年前の増築部分の撤去によって現れた。この下は厩で天井が低く、その代わりこの中2階があった。1階の天井を上げ、キッチンなどの水回りを作る。白い横部材が新たな天井ラインとなる。高さは2.7m、少しリッチ。
そのために今の低い床・天井は梁を残して撤去する。工事は掃除から始めるのだが、そのためには換気窓を開ける必要がある。なにせすごい埃なのだ。
てなことで工事は窓を拵えるところから始まって天井の下地作りを始めた頃には日が暮れてくる。
もう今日は仕舞い。戸締まりのため窓を取り付けねばならない。このガラス窓、廃品の再利用。仮設の窓だが妙にサイズがちょうどで誂えた様。
今週、シンボルツリーの銀杏がわずかに黄葉し始めた。それにしても、シンボルツリーというにはちと早いか。

2011/10/31

パンク修理

田舎暮らしでは移動手段が生活の質を左右する。➀東京との往復(100~200キロ、ワゴン車)、➁買い物などの日常の足(10~20キロ、ホンダZ(軽))、➂穏やかで天気のいい日に森や山の空気を吸うための足(max50キロ、ヤマハセロー(バイク))、➃敷地内あるいは隣の草至庵の蕎麦を食べに行くための足(50~200m、自転車)。すべて整えた。足りないのは軽トラ(検討中)。➃私の自転車がバーストした(重症)。妻の自転車もタイヤからの空気漏れただしこちらは軽症。よって今週は急遽タイヤ交換の巻。全くいつも何かハプニング。
サイドウオールがひび割れて繊維がむき出しになっている。重症。よく見るとこのタイヤ中国製、しかもシティ用で細い。それを銀杏工房の砂利の上で使っていたのだからたまらない。長坂のJマートで日本製のタイヤとチューブを買ってきた。そんなこんなで古屋再生はさっぱり捗が行かない。
ところで2週間前につるした2種類の柿がちょうどいい塩梅になってきた。作業の合間のおやつにいい。手前が我が家の柿、奥が裏の富有柿、断然こちらがいい。隣に掛け合ったがすでに嫁入り先が決まっているとのこと。
残念。

2011/10/24

台が原の骨董市

今年も台が原宿のお祭(骨董市)に行ってきた。例によって造り酒屋七賢がそのセンター的役割を果たしている。文献によると酒蔵では毎年新酒を作る時に杉玉を新調するそうだが、どうも新しくなった気配がない。それがちょっと気がかり。それでも年を追って人出は多くなっている。
今年の収穫はこれ、使い古され、どの農家にもあったもの。木の道具に惹かれる。新しい材料では出し得ない味、渋い光沢。
幅はちょうど3尺ある。実はムシロを編む道具である。穴に交互に縦糸を通して使う。柄に角度をつけると縦糸間に隙間が出来る。そこに稲わらを通しこの道具の重量を利用して上から叩く。角度を変えると縦糸の前後が交代するので、そこに次の稲わらを差し込んで同じ動作を繰り返す。
古い農家が壊されるたび、骨董市にこうした道具が並ぶ。うちの屋根裏からはこの道具は出てこなかったが大量のムシロやござが出てきた。冬の農閑期の仕事だったのだろう。
天気が保ちそうだったので、台が原宿まではバイクで行った。長さがあるので運ぶのにちょっと一工夫。

2011/10/19

上神取とアルプス

先週、天気がよくなったので稲刈りの終わったそのあたりをバイクで一回りした。半年ぶりに山がその全容を表した。夏の間、遠くはかすんで山並みがこんなにクリアに見えることがなかった。河岸段丘斜面の林の中に白山神社があり、その前の小道からの上神取集落(銀杏工房はこれより少し右手に上る)と南アルプス。甲斐駒や鳳凰三山、七里ケ岩・須玉の緑も見える。その手前に塩川が流れているのだがそれは見えない。いよいよ秋、やがて冬。

2011/10/17

つるし柿

アプローチの途中に柿の木があり、落葉が真っ盛り。先週せっかく掃除したのに今週はそれ以上の落葉。代わって真っ赤な柿の実が青い空に映えている。この柿は熟れきったものを取って数時間置くととても甘くてうまいのだが、そうでないものは渋い。そこでつるし柿に挑戦。また裏の畑にも柿の木があってこちらは大きくて立派な実がなっているのだがその分渋さも強烈。隣の金子さん曰く「まだ早い」とのこと。とにかく干してみようと蔵の軒に干すことにした。
さて結果は来週のお楽しみ

2011/10/10

秋日

屋根裏を片付けていたら木製の四角いのフレームが3つ出て来た。2つは燃やしてしまったが出来のいい1つを残しておいた。元なにであったかはともかくいいオブジェとなった。ロウソクのランタン置き場。秋の日、今日は日本晴れの1日であった。仕事もだいぶ捗った。

2011/09/26

パーティ

総勢9名犬1匹、泊りがけのパーティだった。久々に会う息子とミニチュアダックスフントの朝の散歩の風景、彼はアプローチのシーサーの作者。
娘たち夫婦もやって来た。彼らはボールルームダンスのペアだ。
甥たちもやってきた。この日はサンマの塩焼きパーティ、火ふき竹に挑戦。
高齢の母も来た。実は「法事」である。姉の一周忌をごく近しい者たちを集めて行った。謂わば姉の主催したパーティ。彼女から見て母、2人の息子とその妻、弟(私)とその妻と子供たち、つまり甥、姪とその夫。翌日は裏の古民家「草至庵」でそば懐石を食べてパーティはお開き。

2011/09/21

屋敷神とはけのみち

この春イベントで神様裏の竹林内に枕木で階段を作ったがその階段を下りてはけの道へ
今日の神様
久しぶりにこの道を散歩した。このところ猛暑がぶり返していたがさすがに早朝は秋の気候だ、気持ちいい。
見上げると結構な大木があったりする。うーん森林浴だ、、、